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「植物性乳酸菌」とは?

生き物に植物と動物があるように乳酸菌にも動物性のものと植物性のものがあることをご存知でしょうか。
乳酸菌といえばヨーグルトを思い浮かべる方が多いでしょう。
ヨーグルトに含まれている菌体は動物性です。
動物性乳酸菌は栄養が豊富なミルク中に棲息し、ミルクの乳糖をエサにしています
ヨーグルト以外にもチーズや発酵バターなどから摂取できます。
では、植物性乳酸菌とはいったいどのような食品から摂取でき、どのような特徴をもっているのでしょうか。

植物は動物とは違い動いて棲息場所を変えることができません。
そのため、環境変化に強く、過酷な環境にも耐え抜く生命力が必要です。
野菜や豆、米、麦に棲息している植物性乳酸菌はそのため栄養バランスが悪く過酷な環境にも耐えうる強さを持ち合わせています。
エサとする栄養源も動物性のものとは違い、ブドウ糖や果糖、ショ糖、麦芽糖など多種多様な糖類を栄養源にすることが出来ます。
また、栄養源の少ない場所や栄養状態の悪い場所でも生き延びる事ができ、動物性の菌体が単独でしか生きられないのに対して植物性の菌体は他の微生物とも共生することができます。
最大の特徴は塩分濃度が高い場所や酸、アルカリが強い場所、温度変化にも耐えうる事が出来るため、口から摂取した場合でも胃酸や胆汁酸で死滅することなく生きて腸まで届ける事が植物性乳酸菌は可能なのです。
これらの特徴より、動物性の菌体と比較してアレルギーや免疫力などに効果が高いと報告されています。

古来から植物性の菌体は世界各国で愛されています。
日本では、納豆やお酒、味噌、漬物に、中国ではザーサイが冬の貴重なビタミン源として利用され、ドイツではキャベツの塩漬けサワークラウト、インドネシアでは豆類のテンペ、フィリピンでは米蒸しパンのプト、ネパールではグンドラックと呼ばれる無塩漬物などその形態は多種多様です。
共通して言えることは、植物性乳酸菌http://www.sculpturetrail.com/syokubutusei.htmlは低カロリーな上に食物繊維やビタミン、ミネラルも同時に摂取できるので乳酸菌が持つ効果に相乗効果も期待することが出来るのです。

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