インフルエンザと戦う乳酸菌
毎年冬に大流行するのがインフルエンザです。
年末年始で仕事が大詰めになり休むことが出来ない時に感染してしまうととても厄介ですね。
しかも免疫機能が未熟な子どもや加齢により体力が衰えている高齢者がインフルエンザに感染してしまうと生命を脅かす危険性もあります。
生命を取り留めても後遺症が残ってしまうケースも報告されています。
このように危険なインフルエンザは感染し、発症しないことが一番大切です。
ワクチンを接種することで予防している方も多いですが、ワクチンはあくまでも事前に予測していた3つの型をミックスさせたものであり、100%の予防にはなりません。
また、ワクチンを接種しても身体の中に抗体が出来るまで2~3週間かかるためその間に感染してしまう可能性もあります。
インフルエンザを予防するには手洗い・うがい、ワクチン接種にプラスしてウイルスに負けずに闘う事ができる身体作りが何よりも重要なのです。
ウイルスに負けないためには身体の免疫システムの働きを正常化して、活性化させる必要があります。
それに一役かうのが乳酸菌なのです。
乳酸菌には身体全体の免疫機能を高めてインフルエンザを発症させるリスクを低減させ、発症しても症状が重症化することを防いでくれます。
菌体によってその作用の仕方は少しずつ変わります。
1073R1菌やラブレ菌、FK-23菌などは免疫細胞のNK細胞を活性化させることで感染リスクを低減し、重症化を抑制します。
また、キリンと国立感染症研究所の共同研究によりプラズマ菌http://www.oshkoshgallerywalk.com/purazuma.htmlには病原体侵入時に活性化する免疫細胞の司令塔であるプラズマサイトイド樹状細胞の働きを高めるという効果が報告されています。
この細胞が増強されることでNK細胞やT細胞、抗体を作るB細胞などの免疫細胞が活性化するだけではなく、普通の細胞の防御力もパワーアップされるのです。
つまり、身体全体の防御力がアップするという事です。
インフルエンザウイルスは口や鼻から侵入してきます。
鼻や気道の粘膜には小さな毛がびっしりと生えており、この毛が動くことで鼻水やたんとなってウイルスが追い出されます。
この時、水分が不足しているとうまく毛の機能が発揮されなくなってしまいます。
ゆえにインフルエンザの予防には水分補給も重要なのです。
ドリンクタイプの乳酸菌飲料や乳製品乳酸菌飲料は水分補給と菌体の補給が同時にできるためインフルエンザの季節にはおすすめです。