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乳酸菌はホットヨーグルトで優しく摂り入れる

最近話題のヨーグルトを温めて食べる「ホットヨーグルト」をご存じでしょうか。
実はヨーグルトは温めると吸収率が上がり、栄養素がぐんと高まるのです。
一般的にはヨーグルトは冷たい食べ物という印象がありますので、とても新しい発想です。
ヨーグルトを温めるとどのような利点があるのでしょうか。

ヨーグルトは温めるとヨーグルトに含まれるカルシウムの吸収率がアップします。
またカルシウムは無駄な脂肪分や栄養素を体内に摂り込まないようにする作用があります。
カルシウムの吸収が良くなることは、すなわちダイエット効果が高まります。
さらにカルシウムには体温を上げる作用もありますので、代謝を促し食べても太りにくい体質へと導いてくれます。

またビフィズス菌をはじめとする乳酸菌は、約40℃で活動がマックスになるといわれています。
このことからも冷たいままのヨーグルトよりも温めた方が効率的に乳酸菌を摂り入れることができます。
腸内環境を整えることにより便秘が解消され免疫力がアップします。
肌荒れや吹き出物といった肌トラブルの改善にも繋がります。

胃腸が弱い方にもホットヨーグルトはおすすめです。
冷たいヨーグルトはときに内臓を冷やし胃腸に負担がかかる場合がありますが、ホットヨーグルトなら体を温めながら消化を助けてくれます。
さらに乳酸菌効果でセロトニンと呼ばれるリラックスホルモンが分泌されてストレス性の胃痛緩和が期待されます。

次はホットヨーグルトを食べるタイミングですが、実は夜がおすすめです。
ホルモンの分泌が活発になるゴールデンタイム(22時~2時)は要らないものを排出するデトックスの時間帯でもあります。
このタイミングに乳酸菌を摂り入れておくと、寝ている間に腸内環境が整い翌日のお通じに変化を感じることができるでしょう。

最後にホットヨーグルトは加熱し過ぎは禁物です。
ヨーグルトに含まれる有効な菌を消滅させないように37℃程度の人肌に温めることがポイントです。

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