カンジダ菌に効く乳酸菌
女性を悩ますカンジダ膣炎に、乳酸菌が効くというのをご存知でしょうか? カンジダ膣炎は、性交渉だけで、うつるのではありません。
カンジダ膣炎は、体内に、常在している菌が、抵抗力が落ちているときや、不衛生、または抗生物質服用の副作用として、異常に増殖してしまうことでおきます。
したがって、性交渉の経験がない人でもカンジダ膣炎を発症する可能性があるのです。
カンジダ膣炎は、一度治癒しても、再発を繰り返してしまう場合も多く、悩まれている人は多くいます。
そこで、継続的に乳酸菌を摂取することにより、膣内の菌のバランスを整え、菌の増殖を防ぐ効果があるのです。
摂取する場合は、生きた乳酸菌を摂取することが大切なポイントとなります。
特保マークのついた商品は、生きた乳酸菌が含まれているという意味になりますので、選ぶときの目安にするとよいでしょう。
また、ヨーグルトや、乳酸菌飲料で乳酸菌を摂取する場合には、糖分が含まれていないものを選ぶようにしましょう。
なぜなら、糖分はカンジダ菌の大好物なものですので、余計にカンジダ菌を増殖させてしまう結果になってしまうからです。
ヨーグルトは、無糖のものも多く見かけますが、乳酸菌飲料は、飲みやすいように糖分が含まれていることが多いので、注意が必要です。
また、ヨーグルトを、直接膣内に塗り込むことで、カンジダ菌を予防する効果があるといわれています。
実際に効果があったという実験も報告されています。
この場合も、糖分の含まれていないヨーグルトを塗布するようにしましょう。