乳酸菌で風邪予防
空気が乾燥をすると、空気中を飛び回っているウイルスの水分が蒸発するため、ウイルスが自由に飛び回ることができるようになります。
また、人間の体温が下がると体の抵抗力が弱くなり、空気中を飛び回っているウイルスが口や鼻から侵入しやすくなります。
乳酸菌は、そんなウイルスに対抗できるパワーを秘めています。
乳酸菌が腸内に到達すると、ウイルスなど外からやってくる侵入者を攻撃してくれるナチュラルキラー細胞が活発になります。
ナチュラルキラー細胞が活性化することによって、口や鼻から侵入したウイルスを多くやっつけることができるようになり、風邪やウイルスにかかりにくくなります。
最近の研究で、乳酸菌の種類によっては、インフルエンザの予防が可能であることが分かってきました。
インフルエンザに対抗できるのは、ラクトバチルスブルガリクスOLL1073R
1という乳酸菌です。
この乳酸菌は、多糖体の一種であるEPSをつくることができます。
EPSは、免疫を高める効果があるため、インフルエンザや風邪の予防ができるのです。
このラクトバチルスブルガリクスOLL1073R
1を飲み続けることによって、インフルエンザの感染率が10%から0.6%に減ったという結果も出ています。
ただ気をつけなければいけないのは、1日100mgが摂取目安で、毎日飲む必要があるということです。
風邪の予防や症状の改善に有効なラクトバチルスブルガリクスOLL1073R
1は、一度にたくさん飲めば飲むほど腸内の善玉菌が増えるという訳ではないため、毎日100mgを継続して飲むことが大切です。